日本一早咲きの桜を観賞

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暖かい沖縄では、なんと冬の時期(1月から2月頃にかけて)に桜の観賞を楽しめます。

本州では桜の開花は北上していきますが、沖縄では本島北部から咲き始め、南下していきます。
桜の成長には気温の低下が必要なのですが、沖縄では北側から寒波が広がるため、開花も北側から次第に南下していくそうです。

そんな沖縄の桜を楽しめる名所は、北部なら本部町もとぶちょうの八重岳や今帰仁村なきじんそんの今帰仁城跡、中南部なら那覇市の与儀公園よぎこうえん
さっそく、日本一早い桜を見に行ってみましょう。

世界遺産 今帰仁城なきじんじょう跡の桜

沖縄の桜といえば、やっぱり世界遺産である今帰仁城跡の桜が有名です。今帰仁城跡の桜の開花は那覇よりも早く、例年1月の下旬頃から2月の上旬。開花時期に合わせて「今帰仁グスク桜まつり」というお祭りも開催されます。

お祭り期間中は営業時間も延長されるので、夜ごはんの後でも桜を楽しむことができます。昼間の桜ももちろん綺麗ですが、日没後はライトアップされた今帰仁城跡と夜桜の美しい共演を楽しむことができ、昼間とは違った幻想的な雰囲気を味わえます。今帰仁城跡へは美ら海水族館から車で約10分、古宇利島からも約20分と人気観光地からも近く、気軽に立ち寄れておすすめです。

那覇で桜を楽しむなら与儀公園へ

那覇市内の桜の名所は与儀公園。駐車場がないので、最寄の ゆいレール(モノレール)安里駅あさとえきから徒歩で向かいます。国道329号をまっすぐ与儀交差点方面に向けて約15分ほど歩くと見えてくる大きなヤシの木が目印です。

桜スポットは、公園内に流れるガープ川の沿道にありました。その数約400本の桜並木に思わず「綺麗!」と声が出ます。

よく見ると、本州の桜(例えばソメイヨシノ)とは少し違います。沖縄の桜は、カンヒザクラ(寒緋桜)という種類で、薄桃色のほか、濃いピンク色の花びらもあり、沖縄の青い空によく映えます!

他にも小鳥や蝶々などかわいい生き物の姿も見かけられ、一足も二足も早い春の訪れに心ものんびり、リラックスできました。

写真は全てイメージです。

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